海外に旅に出る時の空港で感じる、半分自分ではないような感覚が好きです。
日常と非日常の狭間というか。
日本人もたくさんいるけれど、外国人も多く、
日本語以外の言語が飛び交う。
(最近の東京は、日常でも海外のようだったりするけれど。)
免税店の店員さんの愛想も、日本人があまり良くなく、
逆に外国人の店員さんの愛想が良かったりして、
不思議な現象だな。と思ったり。
長期旅行に行く場合、
仕事を片付けられるところまで片付け、
荷物を整理し、ついでに旅行と関係ない荷物も整理したりして、
最後には、
忘れ物をしていたとしてもパスポートとお財布と眼鏡があれば何とかなる!と開き直り、
意外とスッキリした心地で空港に向かいます。
一種のデトックスというか、断捨離というか。
そうしてできた自分の心のスペースに、
気候も、植生も、人種も、言葉も、習慣も、常識も、
全く異なる土地での体験が染み込んでいく。
そして、それまでの自分の、知らず知らずのうちに頑なになっていた部分を、筋組織を鍛えるように、
いったん壊して、
再生し、
柔らかにしていく。
旅っていいですね。