小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

気持ちを隠さなくてもいい。

私たちは、悪いことをしたわけではなくても、事実や気持ちを隠すことがあります。


隠さなきゃいけない。

の裏には、

ありのままの私じゃだめだ。
認めて貰えない。愛されない。罰せられる。

という気持ちがあります。



隠しごとをしてしまうと、


私は、こんな私が大っ嫌い。

だから、きっとこんな自分は人からも嫌われる。


と思ってしまい、苦しくなります。負の連鎖の始まりです。

だから、できるだけ、隠さないほうがいい。


🌻🌻🌻🌻


そうは言っても、大人になると、色んな場面で、小さなウソをつくこと、あるいは隠しごとをすることがあります。

その理由は、時には、人を傷つけたくないという優しさだったりします。


本当のことを話すと、相手が傷ついてしまう。


そんな時、どうすればいいんでしょう。


ケースバイケースで対処は変わってくるとは思いますが(相手の強さを信頼して真実を話すという選択もあると思います)、

原則論としては、

「『事実』を隠したとしても、『気持ち』は隠さない。」

が良いのかな。と思います。

自分の行動の動機が優しさ、つまり愛であったことに気が付けば、自分を責める気持ちは幾分か和らぐ。

そうすると、結果として、もっと相手に優しくなることができて、人間関係を良くすることができるだろうし、
今度は、相手の力を信頼して真実を伝えることができるかもしれない。


そんな気がしています。



※念のため、これは個人同士の場合で、公人や組織などの場合は、事実は開示すべきと思っています。

※気持ちを隠さなければならないと思っている時については、追って。

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