小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

心の真ん中に、気持ちを置く。 ②別の言い方をすれば、色眼鏡を外す。



続きです。

というか、今朝起きたら閃いた。

 

気持ちを心の真ん中に置く。

それはつまり、中庸とか、バランスを取るとか、自分のセンターに意識を置くとかいうことであり、様々な別の表現ができるのだが。

 

『色眼鏡を外す』ことも、そうだと思う。

 

私たちは、これまで生きてきた中で、膨大な量の常識・道徳・慣習・暗黙の了解といった「こうすべき」という観念を持っている。

加えて、自分の過去の経験則から、「こういう場合はこうに違いない」という、偏った思い込みを持っている。

 

それらのうちは、生きていく上で必要なものもたくさんある。

アイロンが熱いこと、テフロン加工されたハサミの刃が見た目によらずスパッと切れること、ヴェーパーロック現象、夜道の一人歩きは注意する、等々危険を避けるために必要な観念。

クレームには初動が大切だとか、意地悪な人には近づかない方が無難、といった経験則。

 

それらは、私たち自身の生命身体や社会的立場や心を守る大切なものなのだけれど。

 

時が経ち、自分一人でできることが増え。

できることとできないことを見極められるようになり。

人を頼り、助けてもらうことができるようになる段階では。

 

手元に残った観念のうちのいくつかは、実は色眼鏡であったことに気がつくのかもしれない。

 

そして、その色眼鏡を外した時、気持ちは心の真ん中にあるのだと思う。

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