小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

謎の言動をする夫たち。根底には愛があるような気がしてならない。 その③

友人のご主人がこのブログの更新を楽しみにしてくれているという話を友人から聞きまして。ありがとうございます!

思いもよらないところから読者さんの声を聞くことができると、とっても励みになります。ムフフ

 

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このシリーズ、割と好きなんです。賛否両論あるところとか(笑)

バツイチのお前が言うな的なところとか(ドM、笑)

 

で、相も変わらず、モラハラ・暴言系の夫たちについての妻からの相談やご依頼が増えている昨今ですが。

私が引き寄せてるのか?と思うほど。

 

前回のシリーズ②では、妻たちの優しさを理解して欲しい、妻たちには自分の素晴らしさを受け容れて欲しい、と書きました。

 

今回は、少し観点を少し変えまして。

 

 

妻たちは、モラハラ・暴言系の夫の問題まで背負わなくてもいいよね。

 

 

と思うのです。

 

真面目で優しい素敵な妻たちは、往々にして、

「私に至らないところがあるの?」と思ったり、

もう少し気が強い人だと「ふざけんじゃねえ!このク〇が!」と夫と競争したり戦ったり、

最終的には、怒りをため込んで無関心になるしかなくなったり。

 

でも、たいていの場合、夫の暴言の原因は、自信のなさの裏返しか、罪悪感(ごめんなさいが言えない)です。

 

それって、夫の問題ですよね。

妻が至らないから、夫の自信がなくなるわけじゃないし、ましてや、ごめんなさいが言えないのは夫自身の成熟度の問題。

 

妻としては、「自分が」夫と仲良くしたいから、色々と気を遣ったり、優しくしたり、自分の至らなさを振り返ったり、時には、「自分のために」競争をしたり戦ったりしているわけで。

そこの部分、つまり、なぜ自分が夫と仲良くしたいのかについては、前回書いたように自分の素晴らしさを受け容れて欲しいし、

なぜ戦うのかについては、夫の言葉に反応してしまうのはなぜなのか、自分を見つめ直して欲しい。

 

夫が自信がない理由、例えば、仕事とか家事分担とか子育てもろもろが上手くいかないで苛立っている、或いはもっと遡って、子ども時代の夫の両親や兄弟との関係性や学校においてツラいことがあった、なんていうのは、彼の問題。

 

夫が罪悪感を強めていてごめんなさいが言えない理由、例えば、家事や子育てに思うように関与できない、他に女がいる、セックスレス、酒やギャンブル依存等々なんていうものも、彼の問題。

 

夫が、聞いてくれ、助けてくれ、と言うのなら助ければいいし、

そうでなくても、自分に余裕があって、かつ、愛があって、助けたいと思うなら助ければいいけれど。

 

妻が、自分の素晴らしさを受け容れなかったり、夫と競争したりしているのに、つまり余裕がないのに、

夫のために何かをしようとするなら、止めた方がいい。

 

そういうことをしていると、離婚したとしても、あれだけ強気だった元夫が、何かと理由をつけては、しがみついてきたりします。

妻は、もう元夫のことなんて忘れてるのに。

 

 

まずは、自分。

 

あなたは、自分のツラさを隠して、我慢して、見ないふりをして、夫を構っていませんか?

 

暴言夫の根底には、きっと愛がある。彼は不器用な人。

それはそうかもしれない。そうだと思う。

 

でも、あなたのことを愛する余裕がないあなたが、あなたのことを愛する余裕のない人を愛しても、きっと、あなたはもっとつらくなる。

 

夫を愛する以上に、自分を愛して欲しいです。


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