書家を名乗ることにしました。
私は、これまで、仕事というのは、入社試験に合格したり、資格試験に合格したりして、得るものだと思い込んでいました。
たまたま、そういう仕事しかしたことがないからです。
でも、この世の中には、この職業です、と名乗ればその職業だというお仕事がたくさんあります。
書家も、その1つです。
正直言って、学歴社会や資格試験の受験競争を乗り越えてきた私にとって、名乗るだけで仕事だなんて、仕事なめてんのか!と思う気持ちがありました。ごめんなさい。
自分が試験を乗り越えて得た既得権益や、費やした労力、それにまつわるエトセトラを、すごく高い価値があると信じたかったからです。
けれど、仕事ではないところに目を向けると、
私は、スキーヤーを名乗っていたし、フラダンサーも名乗っているし、プロドリンカー(『プロ』は接頭語のようなものとお考えください)も名乗っていたのです。
そこには、何の躊躇もありません。
そして、私の周りには、趣味が高じて職業にした人たちも、様々な分野において、存在します。
だから、私も、書家です。
現に作品を買っていただいたし(小自慢)。
このレベルで名乗るなよ、とか、
弁護士として恥ずかしくないの、とかいう、自分ツッコミが止まりませんし、
実際、私のことを悪く言う意地悪な人もいることでしょう。
でも、
悪く言いたければ、言うがいい。
できれば直接言ってちょうだい(笑)
笑いたければ、笑え。
指は差さないでね。
モヤモヤするなら、その気持ちは分かる(笑)
羨ましいのよ、きっと。
大丈夫。あなたもできる。
だって、あとどれくらい生きられるか分からないのに。
私の父は37歳で、母は60歳で死んだ。
このことを考えると、やっぱり、やりたいと思ったことはやった方がいいと思うのです。
あ、
弁護士は辞めていません(笑)
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