小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

みんなちがって、みんないい。

金子みすゞさんの詩『わたしと小鳥とすずと』の、あまりにも有名なフレーズ。

 

自分のあり方、やり方以外の他人を認められないとき、

傷ついた経験から過去の自分を否定して、変わらなきゃ!と躍起になっているとき、

 

競争したり否定したりしている対象が、他人なのか自分なのかの違いに過ぎず(投影の法則に従えば、結局は自分と戦っている)、

 

要するに、「違う」ということを受容していないということだと思います。

違いを認められないのは、何か自分なりの「正解」があって(それは親や先生や社会から受け継いだものもあるし自分の経験に基づくものもある)、それ以外は間違いだという観念・思い込みがあるから。

 

 

ああしなければ生き延びられない、

こうしなければ認められない、愛されない、

と追い求める正解は、実はなく、

 

『みんなちがって、みんないい。』

のだと思います。

 

ただ、もちろん、

人間だもの(また詩か!笑。みつを)。

嫌いな人も、合わない人も、

嫌いなやり方も、合わないやり方も、ある。

嫌いな自分も、もうこのやり方は止めたい自分も、いる。

 

そして、世の中には、同じやり方の人たちが集まった方が、色々と便利で、合理的なこともたくさんある。

 

だけど、

違うからこそ、コミュニケーションを重ねてお互いを理解できたときの喜びは大きいし、

双方が想定していた以上の素晴らしい創造が生まれる。

 

 

みんなちがって、みんないい。

 

みんなそれぞれが自分の世界の主人公、王様、女王様なのだ。ということを尊重し、

違いに対して、嫌いでも良いが、謙虚でいる。

 

そうありたいな、と思うのでした。

 

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