小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

器は、使ってこそ。

お久しぶりの更新です。

 

ここ最近、発酵発芽玄米を食べるようになりました。

ものぐさな私は、白米を炊くことさえ億劫で、自炊と言えば主にパスタでした。

 

そんな私が発酵発芽玄米を炊き始めたのは、玄米が予想以上に美味しかったこと、炊飯器の中で保温しておくと発酵し1週間は美味しく食べられる(しかも時間が経つほど発酵が進みもちもちと美味しくなる)というメリットがあったから。健康に良いのももちろん理由だけど(笑)

 

で、長い前振りでしたが。

飯生活をするにあたり、20年以上前に結婚祝いで頂いた漆塗りの器が活躍する機会が増えました。

 

岩手で手作業で創られている浄法寺漆器。

 

20代の私には、高価過ぎて自分にはもったいなく、使用後の手入れも面倒だという気持ちもあり(どんだけものぐさだったのか(笑))、かつ、料理を上手く作れないというコンプレックスもあって、

食器棚の肥やしになっておりました。

 

その後、ロースクール生時代に節約の必要に迫られ料理をするようになりましたが、やっぱり何だかもったいなく思えて、

ようやく普段使いし始めたのは、弁護士になってからでした。

 

とはいえ、上で述べたような麺好きパスタ大好きラーメン大好き小池さんのような食生活だったので、漆器の出番はさほど多くはなく。

 

この度、満を持して(笑)、登場。


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で、使って思うのは。

 

やはり、器は、使ってこそなんだなあ。ということ。

 

木の温もりや艶やかな漆の触感、意外な軽さを手や口に感じながらご飯を頂くことや、

使うほどに艶めく塗りの美しさに見惚れること。

ご飯や汁物が冷めにくいこと。

 

そんなことを、味わえる贅沢に喜びを感じられる。

 

 

器は、使ってこそ。