小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

自分の中の偏見、自分への偏見をなくすには②

 

前回の記事の続きです。

 

前回は、『自分が外界に対して持つ偏見をなくすにはどうしたらよいか』というテーマで、自分のあらゆる感情と思考を受容れ、認める方法を提案しました。

 

今回は、

『自分が自分に対して持つ偏見をなくすにはどうしたらよいか』

です。

 

意外に、自分への偏見(思い込み、観念)はたくさんあるものです。

 

・もう歳だから(家庭があるから、仕事があるから、等々)、●●(新しいことにチャレンジ、やりたいことをやる、)できない。

(今現在が一番若いのに!)

 

・私は頑張らないと(何かを役割を果たしていないと)認められない(愛されない、価値がない)。

(苦しい頑張りや我慢は周りも苦しくさせます!)

 

・自分は、女(男)だから、立場があるから、責任があるから、●●(我慢、犠牲等々)して当然だ。

(上に同じ。)

 

・自分は醜い。

(美しさ・カッコよさの源を見つけていないだけ!)

 

などなど。

 

こうした自分による自分への偏見(自分いじめ)をなくすには、外側への偏見と同様、

①自分の中の異なる分離した感情や思考を否定しない。

ただただ「あるな~。あるのね。」と認める。

②偏見も、元を正せば自分や誰かに対する愛情から生まれたもの(自分や大切な誰かを守るため親や世間に合わせた、親を愛していたからその価値観をトレースした、等)だと知り、そんな自分の愛を認める。

という方法があります。

 

また、その他の方法として、

偏見に対して、

 

「本当に、そうか??」

 

と積極的に自問自答するというやり方もあります。

 

例えば、「歳だから」という偏見に対しては、「今が一番若い」という反論ができますし、自分より歳上でチャレンジしている先輩の具体例もきっとあるでしょう。

世の中すごい人はたくさんいますもんね~。三浦雄一郎さんとかキング・カズとかさ。あれ、三浦シリーズ。。。笑

 

また、例えば、私がここ最近手放した偏見だと、

「私は、賢くなければ(賢そうに見えなければ)価値がない。」

というものがあります。

 

これも、本当にそうか?といえば、

 

アホなことを言ったりしたりする私を好いてくれる人はたくさんいるし、

賢そうに見えなければマズイ!と思われがちな仕事の場面であっても、多少の抜けがあっても「ああ、ごめんなさい~」と素直に謝ることで、雰囲気が和らぎ、本音が出やすくなるなど話し合いがスムーズに進展しやすい雰囲気になることもよくあるのです。

 

物事には、プラスマイナス両面が必ずあります。

 

どちらの側面からものごとを見るか、を

選択するのは、自分自身です。

 

自分の見ている世界を創るのは、自分自身。

とは、そういうことだと、私は理解しています。


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