先日、60代の方が、「60過ぎるとね、毎日生きていられることがありがたいのよ。」とおっしゃっていました。
ホントホント。その気持ち分かる。
そして、
60過ぎてなくたって、ありがたいのですよ。
今日も元気に胃腸や肝臓やその他もろもろの臓器が働いてくれること。
お先真っ暗に思えた人生のいくつかの大事件やチクチク心を刺す小さな出来事も乗り越えて、生き延びる気力を、自分の心や魂が保ってくれたこと。
自分で自分に「ありがとう」なんて変なの！と思う方もおられるかもしれません。
でも、
よーく考えてみたら、すごいことだと思いませんか？
「有り難い」と漢字にしてみると、ありがたみがより一層。
自分の生命力に感謝すること。
それは、春の芽吹きや開花に感動したり、
もふもふふかふかで暖かい小さな生き物の命に感動したりすることと、
同じことだと、私は、思うのです。
