小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

12月7日(土)グループカウンセリングを行います。①

来たる12月7日(土)、心理カウンセラー根本裕幸先生のライフワークセミナー仲間のカウンセラー、椙山眞伍

https://watashijiku-life.com/pemalink-126-2189

さんと一緒に、代々木公園の当事務所で、4名様限定のグループカウンセリングを行います!(残2席)

 

心を軽くしたい方、今直面する問題と向き合いたい方、そして、もちろん、法的観点からの意見やアドバイスが欲しい方。

ぜひお越し下さいませ。ご相談内容は、ジャンルを問いません。

我々、なかなか良い仕事しますよ!

 

この企画の発案は私なのですが、そのきっかけは、数ヵ月前に、先輩弁護士がカウンセラーさんと一緒にグループカウンセリングをしたという話を聞いて、「それはナイスアイデア!」とパクらせて頂いたのと(ご本人了承済み(笑))、

時をほぼ同じくして、都内某所で椙山カウンセラーとバッタリ遭遇するという偶然がありまして。

これは、やってみろ!ってことだよね!と、キラリン☆と閃きまして、準備を進めております。

 

では、なぜ、カウンセラーと弁護士なのか??

理由をお話したいと思います(長いよ!)。

 

まず、1つには、私自身、弁護士として仕事をしていて、カウンセリングを受けたらもっと気持ちが楽になりそうなクライアントさんによく出会うからです。

 

弁護士は、クライアントさんに対し、事実関係や証拠に照らして、このケースは法的にどうであるか、このままだとどうなるか、という評価を行い、意見を伝えます。

また、経験則に照らして、相手方の出方等を予測します。

 

それは、どこまでも客観的なものであり、感情は被害感情という慰謝料構成要素についての客観的具体的事情を過大視する他は排除され、感覚・直感・感性・霊性といったものは科学的な裏付けのない限り排除され、ロジックや合理性優位で、それが良しとされる世界です。

クライアントさんの希望や気持ちに寄り添う弁護士も多くいますが、それは一定程度までの話であり、最終的には、「ダメなものはダメ」の世界です。

つまり、弁護士は、クライアントさんの味方であることはもちろんなのですが、時には、クライアントさんの「こうしたい」という希望に反する意見を述べ、説得しなければならないのです。

簡単な例だと、いくら、親しい人にお金を貸したのに返ってこない!信用していたのに!としても、夫が浮気した!悔しい!!としても、証拠がゼロだとしたら、相手が「いやあ、記憶にございません。」と言ってしまえば、裁判では勝てない。

 

こうした部分について、どうしても、クライアントさんは、表向きは納得していても、心の中で、「自分の思いを否定された」という感覚になってしまうようで、私は、それを「お気持ちはわかります。」と共感することしかできず、自分の力不足と捉えてきました。

心の問題としては、その「悔しい!」は、どこから来てるのか、怒りの底にあるのは悲しみなのか恐怖なのか、これまでにも似たような感情になることが繰り返されていないか、だとしたら、その原因を探りましょうか・・というアプローチをするのですが、

私は、それは弁護士の職務範囲を超えている、クライアントさんはそこまで望んでいない、と決めてしまい、一部の長いお付き合いのクライアントさんにのみ、そういう話をするに留めていました。

 

また、クライアントさんはこう言ってるけど、本当の本音は違うんじゃないかな?と思うこともあります。

例えば、離婚したいと言っているけれどどうなんだろう?とか(離婚の場合はクライアントさんが自覚的に悩んでいるなら一緒に考えますが)、遺産分割で兄弟のことを「許せない!」と言っているけれど本当は許したいんじゃないか?とか、交通事故や刑事事件の被害者も、許したいとまでは思っていなくても憎しみを手放したいとは思っているんじゃないか、とか、少年事件で表向き両親にごめんなさいと言っているけれど本当は良い子でいた怒りを溜め込んでいるんじゃないか、とか。

こうした場合、多くはクライアントさんは自分の本音を知りたいと思っていないし、それを私が聞き出すわけにもいかず、私は、もどかしさを抱えながら、紛争において当事者の怒りや憎しみに火をくべるお手伝いをするのです。

 

そして、クライアントさんの心に迫ることのできない自分を責めてきました。例え、戦いを望み自分の心の奥など見たくないというのが彼らの意思であり、私としてはそれに沿わざるを得ないとしても。

だって、そんなに傷つかなくてもいいのに!(相手方から傷つけられる・人を傷つけることによって自分も傷つくの両方を含みます)と、思うのです。

 

 

でもね。分かったのです。

 

 

そうやって、弁護士としての立場や力を保持しつつ、クライアントさんの心も癒そうとするのは、私のエゴだし、完璧主義だな。と。

仮にクライアントさんから求められたとしても、今の私には、人の心を癒すスキルがない。

 

でも、きっと、世の中には、法律相談をしつつも(場合によっては紛争の代理を依頼しつつも)、自分の心をケアし、見つめて、根本的な問題解決もしたい、という人たちも、多くいるはずだ。

 

何とかできないかしら。

 

・・・

 

だったら、心の専門家の力を借りてみよう!!

 

というのが、今回の企画に至った理由の1つです。

 

 

もうひとつ、理由はありますが、長くなりましたので、次回にまた!

 

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