小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

過去の自分を誉めていたら、未来の自分から誉められた(ように感じた)件。

少しご無沙汰しておりました。

昨日は暑いくらいだったのに、今日は冷え込みますね。皆様、お身体にはどうぞお気をつけくださいませ。

 

さて、今日のお話は、タイトルだけで終わりでもういいかな。という感じですが(笑)、少し補足をしてみます。

 

当たり前のことですが、長く生きれば生きるほど自分の過去が増えます。

そして、これも当たり前ですが、過去にはいろいろなものがあり、起こった事実たちは喜怒哀楽全ての感情と繋がっています。

 

ただ、これまでも何度も述べてきたように、起きた事実をどう捉えるかは自分次第なので、嫌だった・苦しかった・悲しかった・屈辱的だった出来事も、「あの時はそうせざるを得なかった」「あの時の自分なりによく頑張った、あれが精一杯だった」「元夫がああしたことは、もしかしたら愛情だったのかもしれない」「両親を責めていたけど、あの時の父(母)は、そうするしかなかったんだな」と、捉え直すことが可能です。

ここ数年、私は、この捉え直しの作業を折に触れて行っています。

 

↓こんな感じで。

 

もちろん、上手くいかなかったことの原因分析と原因除去や改善は大切なことですから、怠りません。

というか、私の場合、怠らないというよりも、反省をやり過ぎて、

例えば、

私が弁護士だからダメなんだ。とか

いや私が私だからダメなんだ。とか、その他もろもろ、

太宰治ばりの生まれてきてすみません祭になり、もはや自分いじめになってしまう傾向にあったので(笑)、過去を捉え直すことをしています。

 

で、私の場合、自分で過去の自分に対して「よくやったね」等と誉めてあげることをよく行っています。

心に蓋をしたり怒りをバネにして歯を食いしばって奮起して頑張らなければならなかった頃には感じられなかった悲しみや不安や寂しさが、氷解して癒されていきます。

そうすると、心がほっとして余裕ができ、今現在における過去と似たようなシチュエーションで、以前のような苦しみを味わうことなく、これまでとは違う対処をすることができたり、良い解決のアイデアが降ってきたり、何故か分からないけれど不思議な偶然が起きて解決したりします。

 

で、先日。

いつものように、お風呂に浸かりながら「ああ~あの時、私、ホントよく頑張ってたなあ~」と、捉え直しをしていたところ(ちなみにニャンズもいる)。

 

突如、頭のなかで、

 

「今も、よくやってるよね~」

 

という声が響いたのです。頭がおかしくなったわけじゃないぞ!

 

 

突然のことにぎょっとしましたが、直ぐ、「ああ、ホントそうだわ。今も、私は私なりによくやってる。」と腑に落ちたのです。

じんわりと心が温まり、涙の雫が落ちました。

 

そして、この声は、きっと、未来の自分が今の私を勇気づけてくれたんだ、と思いました。

 

なぜ未来の自分からと感じたのかというと、

直感的にそう思ったとしかいいようがないのですが、

説明するなら、これまで今の私が今の私に「よくやってる」「偉い偉い」と言うことはしていましたが、ちょっと口先だけのような感じで、こんな風に腑に落ちた感覚になったことはなかったからです。

また、今の自分が過去の自分を誉め続けた結果、時間の軸がズレて平行移動して誉め言葉がやってきたのかも、とも思います。

 

過去の自分を誉めてあげると、今の自分も自動的に誉めてもらえる。

 

その自己肯定感が、良いエネルギーとなって自分を満たし、周りにも影響していく。

 

何だか素敵な循環だな、と思うのでした。


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