小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

ここも生命の現場。

皆様。愛し合ってますか?

 

区役所に行きました。

 

戸籍課のコーナーには、今(前から?)流行りのオリジナル婚姻届やInstagram用ボード等があり、幸せな空気で充ちていました。

 

住民課のコーナーでは、「31日に生まれたんですけど・・」と、お子さんの出生に伴い手続相談をするお父さんの姿もありました。

 

 

そう言えば、私は、離婚届を2回貰ったことがあります。

 

1度目は、言うまでもなく、自分の離婚の時。

調停離婚だったので、自分1人で調停調書を持って区役所に行き、その場で離婚届に記入して提出しました(調停又は裁判離婚の場合、裁判所の書類を提出するとどちらかの当事者一方のみの署名押印で離婚可能です。)。

職員さんがとても親切だったことを覚えています。調停離婚は少ないし、もしかしたら、私は憔悴した顔をしていたのかもしれませんね。

 

2度目は、仕事でクライアントさんから頼まれて。刑事事件だったか忘れてしまいましたが、何かご自分で動けない事情がある方だったと思います。

役所で「離婚届を下さい。」と言ったら、職員の方がとても神妙に対応してくれて、思わず、「あ、いえいえ、これは私じゃなくて(笑)」と言ったことを覚えています。

 

母の死亡届の時は、どうだっただろう。

記憶が抜け落ちています。病院で死亡診断書を貰って、これを添付して届出するんだな、と拳を堅く握りしめた記憶はあるのに。

火葬の予約もした記憶はあるのに。空の青さも記憶にあるのに。不思議ですね。

 

自分の婚姻届を出した時は、確か結婚式の翌日の日曜日の夜で(いや、翌々日月曜かも?人間の記憶って適当だな(笑))、2人で車に乗って役所まで行き、夜間の受付をしてくれる守衛さんに婚姻届を提出しました。もちろんノリノリでした(笑)

 

病院も、法律事務所も、裁判所もだけど、

ここお役所も、生命の現場なんだなあ。

 

と、思い、

今、生きていることに深く感謝したのでした。

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