小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

目的は、愛と平和。手段は、法律と心理。

皆様こんばんは!!愛し合ってますか?

 

今日はお知らせです。

 

 

今年も、大人気カウンセラーでベストセラー作家の根本裕幸先生のお弟子さん達向けに、法律講座の講師を務めます。

お弟子さん以外の一般の方もご参加可能です!!

 

法律って、そもそもは、民主主義の世の中においては、人々が幸せに暮らすために作られたものです。

だから、「正しい」ことではあるし、人間の社会生活上必要なことなのだけれど。

個別の事象を見れば、法律があるゆえに、過度に義務的になったり自己正当化がエスカレートしたり、被害感情が余計に煽られたり、裁判では証拠の少なさや裁判所の観念から真実が事実とは認定されなかったり、人をコントロールする武器道具となったり。

特に紛争が究極的に激化・先鋭化した裁判実務においては、法律は、幸せを実現させるものとはほど遠いもののように思っていました。

 

 

人間の幸せは、別のところにあるんじゃないかと。

法定離婚事由があろうとも、夫婦関係を修復することの方が幸せということもたくさんあるし、どんなに加害者を責めてお金を貰ったとしても、そんなものいらないから亡くなった被害者に生きていて欲しかったということもたくさんある。

 

でも、この考えは、「法律を用いた争い」を、「法律」と同一視していたんだということに、なんと弁護士11年目にして気がつきました(笑)

 

「争い」は、人を、愛することから遠ざけ、愛の奪い合い(お金も愛の化体)に陥れる。

 

でも、「法律」は、争いを防ぐため、幸せのために使うこともできる。

人生を幸せにする選択肢の1つとして、

自分に降りかかった火の粉を払い自分を守るための知恵として、

当事者同士が納得して決めたルールとして。

 

私は、あまりにも、「法律を用いた争い」で傷ついた人を見すぎて、私も人を傷つけ、自分も傷ついて、「こんなのもう嫌だ。法律なんか嫌い。」と思い込んでいたようです。

 

嫌なのは、争いであって、法律ではない。

法律で、平和を実現させることもできる。争いを減らすこともできる。

 

だから、私は、前よりもずっと、法律を好きになったし、弁護士の仕事を好きになりました。

 

そして、愛と平和の実現の手段は、もちろん法律に限られず、心理学も燦然と輝いて存在しているので、カウンセラーの皆様には、法的解決のことを知って頂けたら良いなあ、と思うのです。

 

あ、私の思いを語りましたが、もちろん、内容は実践的なものも盛りだくさんになる予定です!

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