小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

伝えたいことが出てきた。

皆様、こんばんは!愛し合ってますか?

 

 

明後日の法律講座のレジュメを見直しております。

 

パワポではなく、あえての昔ながらのレジュメ、しかも情報量多めにして、必要な時に読んで頂けたらなあと思っています。

 

昨年こちらの法律講座の講師をさせて頂いてから、今回は2回目なのですが、前回は、知識の講義と、あらかじめ頂いていたご質問への回答・解説で、あっという間に2時間が過ぎていきました。

ていうか時間オーバーしたよ!

 

にもかかわらず、今回は、レジュメを増量、堂々26ページ(附録含む)!しかも、フォントサイズは法曹界ご用達の12ポイントではなく、Wordデフォルトの10.5ポイント。コメントも一緒に印刷したらさらに小さい文字。老眼開始済みの身にはにはつらいぜ。

さらに、項目立ても、最初に「1   この講座でお伝えしたいこと」なんてのを入れて増やしちゃいました。

 

大丈夫か?2時間で終わらせられるのか?私!!

(イヤ、普通に考えて無理)

 

たぶん、お伝えしたいことと、知識編の考え方部分をお話したら、Q&Aは、私の言いたいことのほかは、サクサクサクっと流します。ナガシマスパーランド(←東海地方ネタ)。

 

だって、知識は、検索すれば分かるから。

 

契約書も格安でAIがちゃちゃっと起案するこの時代、弁護士の価値って、

 

「このケースはどうなのか?法令や判例の射程に当てはまるのか?」

「トラブルの芽が出そう。どうしたらいい?民事刑事行政の対策は?」

「トラブルを回避するために何をしたらいい?」

 

という、クライアントのニーズに対し、

個々の事案の特徴を踏まえて、

クライアントの社会的責任の全う、価値の最大化、Win-Winの関係構築・紛争予防や解決等々を目指し、

法令や判例だけでなく自らの経験値や人間性やコミュニケーション能力や戦略や時には人生哲学を駆使して、

リスクを予測し、知恵を絞ってクライアントとスキームを考えたり、交渉現場にいったり、相談を受けて安心を提供したり、裁判所手続を代理する、

という点にあるのではないかと思うのです。

 

だから、今回の講座では、最初の「お伝えしたいこと」が、私のなかではメインです。

短いですけどね。

 

 

え?何が伝えたいのよ、って?

 

それはですね、ざっくりいうと、

 

法律ってそんなに怖くないよ~安心して~。

でもね、自分を守ることもしようね~。

要は、過度に不安にもならず、過度に楽観もしない。バランスだよね。

 

ということです。

 

あ、期せずして、昨今のコロナ問題に繋がったような。

 

昨年と異なり、知識をお伝えするだけでなく、このように「お伝えしたいこと」ができた今の自分を、とても嬉しく思います。

 

お申し込み下さった皆様、そして講師の機会を与えて下さった根本裕幸先生に、心から深く深く感謝いたします。

ありがとうございます!!


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