小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

言葉シリーズ⑫こういう自分も悪くない。

 

皆さま、おはようございます。

愛し合ってますか?

 

今日降りてきた言葉は、

『こういう自分も悪くない。』

 

生きづらさを感じる時。

心がモヤモヤしたり、キュッと縮こまったり、とにかく逃げ出したくなったり、訳もなく怒りや悲しみが込み上げてくる時。

 

原因の1つとして、自分が自分にダメ出ししている場合があります。

 

 

「こんなこともできないの?」

「さっさとやらなきゃ!」

「また失礼なことをした!あんたはホントにいつもそう」

「だからあんたはダメなのよ」

 

 

この、ダメ出しをする厳しい自分の由来は、

 

幼い頃に両親や先生や友だちの言葉を鵜呑みにしてしまったことだったり、

自分の言動で誰かを傷つけた罪悪感だったり、

何かに挫折した時に無価値感を感じ過ぎて自分を責めるようになったことだったり、

事故や災害など自分ではどうしようもないあまりにも大きな悲しみに直面して感じた無力感ゆえに自分を貶めたことだったり。

 

自分にダメ出しなんてしてなさそう、とか、落ち着いてる、とよく言われる私ですが、めちゃめちゃしています。

小川正美のダメ出し王国です。心の中ではライオンが暴れていてマサゴロウが必死で「よーしよし」と言ってます。

 

 

ダメ出しで心がキュッと縮こまった時の対処法は、いくつかあって。

 

1つには、「自分がダメだ」と感じたもともとの出来事や、その時感じた自分の感情の1つ1つを、生まれたての赤子をくるむように、繊細に、丁寧に、温かく見つめて、大人の自分が理解してあげること。

 

もう1つは、「ああ、またダメ出ししてる。でもまあ、しょうがないよね。こういう自分も悪くないよね。」と俯瞰して認めてあげること。

この場合の「自分」は、ダメ出しされてる自分と、ダメ出ししてる自分、両方です。

 

前者は、心の落ち着く環境で、時間をかけて行う必要がありますが、後者は、慣れると直ぐにできます。

抜本的な解決は前者ですが、後者は速効性があります。心がスッと軽くなります。

 

「自分を好きでいることが人生が上手くいくコツ」と言われて久しいですし、それは本当だと私も思います。

投影の法則からすれば、自分のことを好きであれば周りの人も自分を好きでいてくれると信じて生きることになり、心地よい愛の循環が生まれるからなのです。

 

ただ、いきなり自分大好き!!どんな私も素晴らしい!!キラキラ~!!となることは難しいです。

そんな自分に「あほか」「人間は陰陽あるだろ!」「薄っぺらい」と突っ込みを入れたくなりますし。少なくとも私は(笑)

 

そして、実際、自己肯定感の高い人(自分が好きな人)って、聖人君子ではなく、自分の陰や欠点も受け容れていますし、そこが魅力だったりします。酸いも甘いも噛み分けた的な。

 

自分の嫌いな自分(例えばダメ出しをする自分)に対して、そっかそっか、なるほどね、ダメ出ししちゃうんだね~、と言ってあげる。

 

そして、

『こういう自分も悪くない。』

と気がつく。

 

自分に「よーしよし」と認めて貰った自分の中の暴れライオンが、可愛らしい猫科の動物になるかもしれません。

ダメ出し王国決壊!!笑笑

 

★カウンセリングやってます。


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