小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

忘れたつもりの気持ちは、いつか、どこかで再登場する。

皆さま、こんにちは!

愛し合っていますか?

 

怒りとか、悲しみとか、寂しさとか、不安といったネガティブな感情って、大人になればなるほど、人にぶつけてはいけない、と思って抑圧してしまいがちです。

 

抑圧する理由も色々あって、

人に迷惑をかけてはいけない・空気を壊したくないという優しさ或いは自己保身、

本音を言ってはいけないという思い込み、

立場的に言うことができないという思い込み、

カッコ悪いから言えないという思い込み、

感情表現豊かな親元で育ってああはなりたくないと禁止していたり、

ネガティブコミュニケーションが苦手だったり、などなど。


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でも、抑圧した気持ちは、当人が忘れたつもりになっていても、必ず、いつか、どこかで、ひょっこりと再登場します。

 

抑圧され潜在意識に閉じ込められたネガティブな感情は、解放されようとして、その感情を感じた時と似たような状況を作り出します。いわゆるパターンというやつです。

正確に言うと、潜在意識下の感情が状況に反応している、ということです。

 

この人なら許してくれると思う相手にネガティブな感情をぶつけて八つ当たり・モラハラ的な言動をする、という分かりやすい感情の解放もあれば、 

なぜか自分に嫌なことを言ってくるタイプの人に連続して出会ったり(嫌だ、と感じる自分の反応)、

なぜかネガティブな感情を伝えざるを得ない状況に連続して陥ったり(嫌だ、と伝える練習)。


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抑圧され蓄積されたネガティブな感情のパワーはとても大きく、再登場した感情に振り回されることもあります。

 

こうした弊害を防ぐには、

怒らないとか、悲しまないとか、不安がらないとか、

そんなどだい無理な目標を立てずに(笑)、その場でネガティブな感情を感じ切って解放することが一番良いと思います。

 

自分を俯瞰して見つつ、ネガティブな感情を否定しない。

「うっわ、めっちゃ腹立つわ~!」「あほか!」「ひどい!」と心の中で(何なら口に出して)毒づいてもいいし、

もう少し穏やかに、「ああ、今私怒ってるんだなあ。しかも怒っちゃいけないと思ってるんだ。頑張ってるぞ。よしよし」「そりゃあ、こんなこと怖いよねえ。」と俯瞰して自分を見てあげてもいいし、

相手のいることだったら、「それは無理です。できません。」「悲しいです。」と伝えてもいいし。

 

そうやって、自分の感情を、大切に扱ってあげる。

 

そうすると、徐々に徐々に、自分の軸が太くなってきて、

ネガティブな感情を感じそうな場所・相手からは離れることができるし、

自分に余裕ができると、以前はネガティブな感情を感じていた相手に対して、良い面を見たり違う解釈をしたりして、ネガティブな感情を感じなくなることもあるし、

さらに余裕ができると、自分の気持ちも、相手の気持ちも、両者が全く異なるものだったとしても、尊重できるようになる。

 

私も、あなたも、みんな自由だよね、と思えるようになります。

 

皆さまと私のネガティブな感情の再登場が、少しでも減りますように。



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