小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

爪痕を遺したくて続けるような恋について。



皆さま、こんにちは!

愛し合っていますか?

 

何だかカッチョいい感じの詩人風タイトルをつけてみました。

 

相手に、自分の思うように愛されなくて、何とか自分の爪痕を遺したくて。

自分の愛には価値があるんだと証明したいから、愛の名の元に、相手の全てを受け容れようとする。

そして、いつの間にか、自己喪失する。自分になんて価値がないと思っているから、相手の人生を生きてしまい、自分の人生を生きなくなる。だから、自分に価値があると思えなくなる。

一番大切な自分自身よりも、相手を優先してしまう。

 

そんな恋愛をしてしまう背景には、

 

両親やきょうだいとの関係で、我慢をしてきたり甘えられなかったりしたこと、

それまでの恋愛や結婚で傷ついたり罪悪感を抱いたり無力感を抱いたりで自信を喪失したこと、

社会における「こうあるべき」に従いたくないのにそれを採用し、自分の本当の気持ちを抑圧し存在意義が揺らいで不安があったこと、

人間関係で誰にも助けてと言えないほど無理を続けて頑張り過ぎていたこと、孤独に膝を抱えたこと、

表面は自信家でも、何らかの事情により、心の深いところでこんな自分が愛されるはずがないと思いこんで、或いは人を守りたい・傷つけたくないがゆえに本来の自分とは違う自分を演じ、自分の一部を嫌い、そんな自分をひた隠しにし続けたこと、

 

等々の様々なことがあるものです。

一言で言うと、自己肯定感が低く、自分に自信が持てない、自分が愛される価値がないと思い込んで自己否定をしてしまっている。

でも、当然ながら、心のどこかでは、愛される価値のある自分を信じたい。

 

自分に対する自分の愛情が圧倒的に足りない。それを補いたい。補うには、自分は自分を否定してしまっているから、外から。

誰かが自分を愛してくれれば、自分に価値があると信じることができる。

 

束の間でも、あの自分の頭の中で常に繰り返される自分に対するダメ出しを聞かないですむ。

 

 

だから、

相手に爪痕を遺したいと思うような恋愛をして、執着してしまう。

 

だから、

他人からすごいと思われたくて(特に過去の恋愛相手に見せつけたくて)、パートナーのスペックや持っている価値に拘る。

 

1人の人をパートナーにして失うことが怖くて、常に複数の相手と付き合って保険をかける。

 

わざと邪険にして、それでも着いてきてれるか、パートナーの愛を試す。

 

などということが、起こるのです。

 

 

カウンセリングや、時には弁護士業の場でもお伝えしますが。

 

本当の意味で、自分を愛することかできるのは、自分しかいません。

自分の肉体がこの世を去る瞬間まで、一緒にいるのは、他ならぬ自分自身。

 

そんな自分と、仲良くしましょうよ。

 

ダメなところがあったっていいじゃない。

 

いい年して、腹いせ目的で婚活して、結果、映画『卒業』みたいなハッピーエンドにはならず(古いな(笑))、

しかも実名のブログでそんな話を晒して、カッコ悪くても、いいじゃない。

 

人間だもの。(みつを。)

 

 

自分にダメ出しを止めて、こんな風に思えるようになると、楽に生きられるし、人生が楽しくなります。

 

相手に爪痕を遺したい。

自分には、価値があると、認めてほしい。

 

そんな気持ちも、よーく分かる。

 

でもね、人の心をコントロールすることはできない。

 

あなたの目的は、「自分の価値を認めてもらうこと」。

 

そうであるならば、

相手に爪痕を遺そうとあの手この手で躍起になるよりも、

自分が自分の価値を認めてあげること、

どんなにカッコ悪くても罪深くても残酷でもそれが等身大の自分だ、と認めてあげること。

 

そっちの方が、目的を確実に速く達成できますよ。

 

爪痕を遺す、のも、カッコ良くて、いいと思うけれどね。

 

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