小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

弁護士は、顧問契約をオススメする。(事務所ウェブサイト開設記念記事)



皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?

 

ふざけた落書きの記事の後にいきなり堅い話、しかも営業めいたっていうか営業そのものの話で恐縮ですが!(よろしくお願いします♡)

しかも勝手に記念記事にしてしまいますが!そう、事務所のサイトが正式オープンしました!

majm-law.jp

 

さて、本題です。

顧問契約という制度があります。

 

クライアントさんは、毎月定額を支払って(一般に3万円~10万円程度)、

弁護士は、一定のサービスを提供する、というシステム。

サービスの内容は、たいていは、一定時間まで相談料無料、各種案件の割引、顧問弁護士の存在を明示可能、といったところです。

余談ですが、こういう定額制、という意味では、今流行りのサブスクリプションに同じです。

ただ、厳密にいうと、サブスクはサービス提供側が新しいコンテンツをどんどん提供していくビジネスモデルなので(動画コンテンツ配信サービス、お花の配送等が典型ですね)、後述する「何かあった時/何かを起こさないためのお守り的存在」「気軽に相談できる専門家」である顧問契約とは、少し違うかもしれません。弁護士顧問契約はサブスクリプションになり得るのか、という点に私は関心があり、そして実験しているのですが、それは追ってまたの機会にお話したいと思います。

 

とはいえ、定額=固定費を抑えるのはビジネスの基本。特にこの不確定な時代に、顧問弁護士を雇う余裕なんてないよ、何かあったらネットで探して頼めばいいし、とお思いの方も多いかもしれません。

 

ノンノン!そんなことなーい!(誰)

違う違う!そうじゃなーい!(歌)

 

いや、正確に言えば、個人事業主個人事業主の法人成りなどの小規模事業者の場合は、スタートアップでは時期尚早な場合が多いと思います。そうした場合は、必要に応じワンショットで弁護士に契約書・規約作成やチェック等のご依頼をされるのがよろしいかと思います。

でも本当は、顧問までいかなくとも、初期段階から弁護士とお付き合いされる方がいいと思います。弁護士の見つけ方は、また改めて書きたいと思いますが、私は、信頼できる人の紹介が一番だと思っています(私の経験上、他の弁護士も賛同するところです。)。

 

そこで、手前味噌ではありますが、弁護士と顧問契約を締結するメリットについて、説明したいと思います。

 

たまには目次など使ってみる。

  

★一般的なメリット

●メリット1  顧問弁護士の存在を対外的に明示可能

顧問弁護士の存在を明示可能、という点は、とても有益だと考えています。

例えば、①新規取引先との関係で信用を築きやすいでしょう。お相手は、顧問弁護士がいる、ということから、御社が顧問料を支払うことのできる財務状況であること、コンプライアンス意識が高く信用でき、何かトラブルのある時には迅速に弁護士対応がなされるため不合理な契約を締結することはできないことを認識します。

また、②反社勢力や悪質クレーマー等の接近の予防になることも、大きなメリットではないでしょうか。

 

●メリット2 長くお付き合いすればするほどお互い理解し信頼しあえるパートナーとなる

何かトラブルが起こって、紹介された/ネットで調べた弁護士に依頼をしても、トラブルの内容やビジネス周りの状況には理解を示してくれても、社風やビジョン、経営者様のパーソナリティにまでその弁護士が迅速に理解を示すことは難しいかもしれません。

 

また、理解を示したとしても、弁護士と「合う」とも限りません。「合う」というと感覚的で信頼ならないようですが、人間関係がビジネス全般に及ぼす影響の大きさは、働いた経験のある方はよくお分かりだと思います。弁護士の場合、法人個人を問わず特に秘匿性の高い案件を扱いますので、人間的に合うかどうか、つまり信頼できるかどうかは、とても重要です。信頼関係は、方針決定にも大きく影響します。

さらに、事業規模や事案によっては、弁護士と経営者様の直接のやり取りではなく、ご担当者と弁護士の対応になり得ますが、経営者様から見ると、既知の弁護士の方が初めての弁護士よりも安心して任せられるというメリットもあります。

 

●メリット3 第三者からの客観的かつ適法性の担保のある意見を聞くことができる

法律問題はもちろん、これは法律問題じゃないかも?と思うような場合でも、顧問契約をしていれば気軽に弁護士に質問していただけます。

三者の客観的な意見を聞くという点では、コンサルタント税理士会計士等のその他士業も同じですが、弁護士の場合は適法性や将来の幅広い法的リスク(民事だけでなく刑事事件や行政案件も扱うことのできる弁護士ならではの俯瞰した視点と訴訟リスクの正確な測定)についても吟味した上でお答えすることができます。(弁護士によっては、一部分野に特化している弁護士もいますが)

 

●メリット4 紛争になる前に予防できる可能性が上がります!(長期的に見れば費用対効果が高い)

上記1~3の結果として、時間と労力、場合によっては弁護士を依頼する経済的コストを要する紛争になる前に、トラブルの火種を消す可能性が上がります。

 

★私の場合 

さて、僭越でございますが、ここからは私の独自性をお話させて下さいませ。ええ、宣伝です(笑)

●メリット1 個人対応をしています

私の場合、法人様だけではなく、個人様も、顧問契約を締結しているクライアントさんがおられます。ホームドクターならぬホームロイヤーとして、ご家族のご相談などもお受けしています。時には、消費者保護関係で「それ買っちゃダメです~!相談してくれてよかった!」などと言ったりしています。

 

●メリット2 マインドセット、ビジョン策定のお手伝いをします

私は、全ての問題は当事者本人の心の捉え方次第であり、問題解決にあたって法律はツールの1つであってかつ最終の手段、と考えています。

自分自身の問題解決への取り組みや弁護士として11年数多くの様々な事案に関与した経験から、ご希望に応じて、クライアント様の価値・才能をお伝えして(その多くはご本人が認識されていない原石のような価値・才能)、思考だけではなく直感も駆使してビジョン策定のお手伝いをします。

その過程で「そんなこと無理」などという心理的な困難が生じた場合には、ご希望であれば、制限をかけるご自身の心のブロックを解除するため、原因分析を行い、日々できるワーク等をお伝えします。

 

●メリット3 ゲリラ的に告知等のお手伝いをします 

時にSNS等で顧問先様のイベント等の告知等のお手伝いをしております。これは!と思ったものには、頼まれずとも前のめりです。

 

●メリット4 ご希望・必要に応じ女性独自の視点を提供します

これは一般の案件、特にプライベートに関わる家庭の案件でも同じですが、同性だから分かること、異性だから必要なこと・理解したいことがあると思っております。

 

●メリット5 いろいろカスタマイズ可能です

 私をご存知の方やこのブログをご覧になっている方は、私が結構緩い性格だとご存知だと思います(締めるときは締めますよっ!)。

なので、がっちりこれだけ!ということはなく、カスタマイズも可能です。現にカスタマイズしているクライアント様もおられます。カスタマイズによって自分も進化していきたいと思っています。

 

●番外 野望として、将来的にはコミュニティを作りたいです

将来的には、クライアント様たちが相互に行き交うコミュニティを作れたらいいなあ~!と野望を抱いています!

 

●気になるお値段

3万円、5万円、10万円(消費税別)

金額の差は、主に相談等の時間の長短と、その他付帯サービス(執筆等)の違いです。

私のタイムチャージは、調査、相談等については2万円/時間でして(相手方のいる交渉や訴訟は別)、原則として、

・3万円→2時間分(1万円分お得)

・5万円→3.5時間分(2万円分お得)

・10万円→7時間分(4万円分お得)

となっております。書面作成(例えば遺言書作成等)にも充当可能です。

 

長文にお付き合い頂きまして、ありがとうございました!

 

皆さまのお手伝いができましたら幸いです。

よろしくお願いいたします!

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