小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

手渡した愛は、循環して戻ってくる。ただし、かなり後になってからのこともあるし、手渡した相手じゃないところからのこともある。

皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?

 

今日はもう、タイトルどおり、これにて終了!という感じなのですが(笑)

 

かれこれ6年くらいのお付き合いになる、離婚調停、訴訟、面会交流調停審判、養育費調停審判に民事訴訟とフルコースにもう一品のお付き合いを経て、今は顧問先のクライアントさんと、久々に打ち合わせ兼お話をしました。問題のほとんどが解決した今、新型コロナウィルスの影響もありつつも、楽しく穏やかに暮らしておられて、良かったなあと思いました。

話の内容は、仕事の打ち合わせ、近況報告、感動した映画について、現在と今後の社会情勢、イギリス王室ネタ(笑)などなど多岐にわたり、楽しくかつ心の深いところにも優しく触れる時間を過ごしたのですが、話の中で、クライアントさんから、「先生、ずっとお世話になりますから、100歳まで生きてくださいね!」と言っていただいて、

 

ああ、弁護士の仕事って、こうやって何年も経ってから、大きな愛情になって返って来るんだなあ、と心がじんわりと暖かく震えたのです。

 

先輩弁護士達からそういった経験談を聞くことはありましたし、私もこれまでそのクライアントさん含め感謝をたくさんいただいてきたのですが、昨日は、なんというか、手ごたえがこれまでよりも大きな感覚がしました。以前より自分の仕事に誇りを持てるようになったのかもしれません。

クライアントさんにとっては何気ない一言だったのかもしれませんが、私は、時に寄り添い、時に叱咤激励し、時に私が教えて頂き、相手方や裁判所や内なる自分と戦いつつ、年月を過ごしてきたギフトがこれなんだなあ、としみじみと嬉しくなったのです。

 

そうして思い起こしてみると、親の愛情も、元夫の愛情も、ずいぶんと後になってから受け取ることができた私なのでした。

ただ、いったん愛情を受け取ることができるようになると、自分の周りは愛でいっぱいだったと気が付きました。怪しいですかね?でも、実はそうだった、と思える方が幸せですよ。

 

そして、弁護士に限らず職人的専門的な業界においては、先輩が後輩に愛を注いでくれて、貴重な体験を話してくれたり、時にごちそうしてくれたり(笑)します。

御礼を言うと、「いいから後輩たちにも同じようにしてあげて。」と言ってくださいます。

恩送り、というのでしょうか。

 

ここ最近の私は、自分の余裕のなさにより恩送りができていなかったのですが、私も何かできたら良いなあ。と思うのでした。

 

そしてそして、更に。

今、何世代も前の自分が手渡した愛が、返ってきているのかもしれないし、

逆に、現世で手渡した愛も、ずーっと後の来世で返って来るのかもしれないなあ。

と、思うのです。

 

そう思い続けられたら、自分ばっかり損をしている!っていう苦しい気持ちは無くなる気がしています。

 

とはいえ。まあ、人間だもの。(みつを)

無理は禁物だし、キャパオーバーして「許せーん!」って時ももちろんあるけどね!

 


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