小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

どんな自分も好きになれるなら素敵だけれど、難しい時は「居て良し。」「居るんだな。」でいこう。

投影の話である。

世界は自分が創っているとも言う。

 

自分が自分を嫌っていると、人も同じように私のことを嫌いなんだろう、と思うので、ちょっとしたことでも、「嫌われてるんだろうな。」と思ってしまう。

 

それが怖いので、一所懸命、自分の欠点(と思っている嫌いなところ)を隠す。

 

自分の嫌いなところを隠していると、なぜか、嫌いな自分に似たような人と頻繁に出会うことが増える。

いや、正確に言うと、出現確率は以前と変わらないなのだ。

ただ、自分が自分の嫌いなところについて「ここは隠さなきゃ!」と必死だと、常に自分の嫌いなところに無意識に気持ちが向いている。そんな状態で、外側の世界に自分の嫌いなところと似た要素を持つ人が現れると、どうしても無意識に注目してしまうから、頻繁に出会うような気がするだけ。

そして、人はたいてい、自分の嫌いな自分を見つめるよりも、自分の嫌いな要素を持っている他人を嫌悪して「私とは違う。」と思うやり方を、これまた無意識に選択してしまうので、それらを自分のこととしてなかなか捉えられない。


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例えば。自分の中にある↓のような要素を自分が嫌っているとする。ちなみにこれらは、私の自分の嫌いな(嫌いだった)ところである(笑)

無能な自分、優秀な自分、中途半端な自分(←どれがいいんだっつうの)、意地悪な自分、良い子ぶってる自分、どろどろと粘着質な自分、弱気な自分、強がりな自分、気分屋な自分、甘えたい自分、冷たい自分、優越感を感じている自分、劣等感を感じている自分、虚栄心の強い自分、自分を過小評価する自分、嫉妬深い自分、怖がりな自分、等々。

ああ、書いていると結構うんざりする(笑)

 

私は、こういう自分がバレないように、日々薄氷を踏む思いで生きていた。我ながらよく生き延びてきたと思う。そこはよくやったと言ってあげられる程度には、自己肯定感はあがった。ただ、今でも、新しい環境に行くと薄氷を踏む思いになることもある。

 

だから、人の中にこうした自分の嫌いな自分の要素を見つけると、自分のことを棚に上げてその人のことを嫌だなと思うし、

ちょっとしたことで「もしかして私の欠点がバレた?」と思って嫌われるんじゃないかとビクビクする。

 

実際のところ、どんな自分も、居て良いのに。

 

 

そうなのだ。

 

本当は、こういう自分も好きになれたらいいし、上に挙げた要素は必ずしも欠点ばかりではないから、魅力や長所として受け容れることができたらそれがベストだ。

 

けど、嫌いなもんは嫌いで仕方ないのだ。

理想主義だろうが正解主義だろうが良い子ちゃんだろうが自己評価が低かろうが、仕方ないじゃないか。イヤなものはイヤなのだ。

 

とはいえ、嫌いであっても、「居て良し。」、

或いは、「ああ、居るんだな。」

と思って、その嫌いなところの存在を許容できると、それだけでかなり楽になる。

人に対しても同様に思うから、人をあまり嫌わなくなるし、「嫌われてるかも。」とは思っても、排除されるかも、という恐怖までは抱きにくくなる。

 

人間て、ややこしいことに、急に自分って素晴らしい!って思おうとしてもなかなか難しいものなのだ。 だから、少しだけ、嫌い!を緩めてあげることから、始めたら良いと思う。

 

あと、これ。自分に集中するってすごく大切。

 

人のことより自分の内面に集中して、どんな自分も居るんだなと指差し確認する。

そうすると、自分の内面が映し出された外側の世界も、すっきりと優しいものになっていく。

 

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