弛む。緩む。OFFだけでなく、ONもリラックスすると捗るし、アイデアが浮かぶし、不思議なことも起こったりする。

皆さま、こんにちは！愛し合っていますか？

これらの話とも通じるのですが、

私たちは、仕事等のONの時に緊張して気を張って、OFFの時間にリラックスする、というのがセオリーであると思ってきました。

確かに、慣れない仕事や、一発勝負の仕事（舞台や生放送やスポーツ等）は、そうなるのも無理はないかな、と思います。

でも、既に多くの人が気づいているように思いますが、実は、リラックスしている時の方が、良いパフォーマンスができますよね。

スポーツ選手などが集中を超えた集中をしている時のいわゆる「ゾーン」もそうだと思いますし、そこまでいかなくても、例えば我々弁護士の仕事だって、リラックスしている方が法廷でも交渉でも文書の作成でも上手くいきます。きっと、接客、営業、事務、クリエイティブ、作業、管理、経営、家事、育児、介護、どんなことも、同じだと思うのです。

さらに言えば、リラックスしていると、「ハッ」と、ふと、気付きがあって、改善や新しいことのアイデアが浮かんできやすくなります。もちろん、そのアイデアには、プライベートの遊びも含まれていたりするのですが、仕事に関係ないと思っていたことが、実は後から意外にも仕事に繋がったり役に立ったりすることもある。

だから、いかにONの時にリラックスするか、って、遠回りのようで実はとても重要で速い業務効率アップや改善、クレーム回避、アイデア出し、への近道だと思うのです。

昼休みに15分お昼寝したり、ストレッチ等で身体を動かしたりを推奨する組織もありますが、とても良いことだと思います。

私の個人的なお薦めは、瞑想かなあ。

座ったままでOKです。

目を瞑り、呼吸に意識を向ける。

呼吸が今、自分の身体のどのあたりを通過しているか、意識する。

鼻、気道、喉、肺、腹式呼吸ならお腹も。

血液や酸素、二酸化炭素が流れていく。

心臓が絶え間なく鼓動を打っている。

息を吐くときに、目の奥、鼻の奥、脳と脊髄を弛める。

慣れてくると、意識を自分の外に出して、今の自分の居場所を俯瞰するイメージングをすることができるようになる。