小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

自分の本音が分からなくなるとき。色んな経験を重ねるほど、本音を隠してしまいがちで、でも、やっぱり本音を知って本音で生きることがホントの自分で生きること。

皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?

 

先日の新月は、春の嵐。翌日は、一転して美しい晴天でしたね。

3月20日の春分を前にして、新しい時代の幕開けの訪れの前触れかなあなどと思いました。

この春分の日のオンラインワークショップのことを、ここ数週間毎日のように考えています。正確には、いらして下さる皆さまに、本音に気づいて受け容れて、伝えることで生きやすくなるんだよ、ということをどうお伝えしたら一番わかりやすいかな?体感してもらえるかな?ということを、ワークショップの内容をはじめ、告知文を作るにあたっても試行錯誤しています。

ワークショップ作りも、皆さまへのご案内も、普段やっている弁護士の仕事とは全く異なるので、難しくもあり、経験値が積みあがるところが楽しくもあるところです。

何しろ、マミコちゃん(+仁くん、銀ちゃん、美千代オーナー)という、かわいくて面白くて頼りになる仲間たちと一緒なので、楽しい度が高めです!

あ・・・うちの薄情なニャンズもな!(笑)

 

many-smiles.com

で、今日はですね、私の本音にたどり着いた経験のパターンとその傾向がどなたか必要な方に届けばいいなあと思いながら、お送りします。

 

まず、タイトルにも記載しましたように、人間って、色々な経験を重ねるほど、本音を隠してしまいがちだなあと思うのです。それも、知らず知らずのうちに。

それは、マミコちゃんが丁寧に分かりやすく書いてくれているように、子どもの頃に「いい子にしていないと怒られるけど、いい子にしていたら誉められた(=愛される)」「いい子にしていても愛されないけど、悪いことをしたら関心を持ってもらえる(=愛される)」という経験をして、本来の自分の「こうしたい」という気持ちを隠して、違う自分を演じることにメリットを見出すようになってしまったから。

また、自分の気持ちを抑えて相手に合わせることで、相手が喜んでくれた、等の体験をすると、優しい人は、つい、「これくらいなら、まあいいか」「私がちょっと我慢すれば丸く収まる」と、我慢をしてしまいがちです。

自分の気持ちを抑えて相手に合わせないと生きていけない、と思っているちょっぴり自分に自信がない人は、もっと人に合わせてしまいます。本当は行きたくない飲み会に断り切れず行ってしまうとか。

自分を強く見せないと生きていけない、と思っている人は、つい、相手にマウントを取ってしまったり、がむしゃらに力や権威を求めて勉強したりを社会的成功を目指したり権力や有名人と繋がりたがったりして、損得勘定で動いてしまう自分の心の弱さを認められず虚勢を張ってしまいがちです。

 

※少し脱線しますが、これらの全部の気持ちが「ダメ」なわけではありません。誰にでもあることだし、私にもあります。ただ、こうした演技をしてでも人から愛されたい自分、自分を抑えてまで人に気を使ってしまう自信のない自分、弱さを認め切れず虚勢を張ってしまう自分を否定しない、嫌わないことがとーっても大切です。否定すると苦しくなっちゃうから。いわゆる自己肯定です。

 

それでですね。

本音を隠すことによって人から愛情(好意、好感、評価、賞賛、迫害・攻撃・排除されないことも含む)を得たという体験を重ねてしまうと、その人にとっては、本音を隠すことがある意味成功体験になってしまいます。

そして、本音を隠し続けていると、つまり自分の感情を抑圧し続けていると、だんだんと自分の本当の感情を感じることが難しくなってきます。表面での振る舞いは、成功体験に基づいて思考が創り上げた生存戦略ですから、感情というより擬態です。役割、ペルソナなどと言いますが、分かりやすく言えば外向けの「キャラ設定」みたいなものです。

 

しかし、抑圧した本音=感情は、消失するわけではなく、依然として心の中に在り続けます。そして、溜め込めば溜め込むほど、「出してくれ~!」と心の闇から腐臭を放ち、最終的には何らかの形で(怒りなど)、爆発することになります。

人間って感情の動物ですものね。頭で考えているとおりになっていたら、みんな人生思い通りになっているはずなのに、ちっともそうならないと思いませんか?

ちなみに、私は、高校時代がバブル経済期後期で大学の時にバブルが崩壊したのですが、自分には何の恩恵もなかったけど(笑)ニュースで大人たちが一喜一憂し狂乱している様を見て、「経済は感情だな」と思ったことを憶えています。今も結構そうよね。

 

おっと、また脱線。

ですので、自分の本音に気づき、認め、安全な形で出す、これはとっても大切なことなのです。先日申し上げたように、自分のためにも、相手のためにも

そして、何より、自分が自分らしく生きるために。ホントの自分で生きるために。

 

とはいえ、自分を振り返ってみて、色々な経験を重ねるほど、本音にたどり着くこと自体が難しくなるなあ、と思いました。

なぜなら、1つには、若い時にパッと「これだ!」と選択したことが、時の経過とともに「何か違う・・・」となって、まあ簡単に言えば失敗感を持ってしまって、次の選択の機会のときに、「今度は失敗しないようにしよう!」と慎重になるため、思考が防御的に働いてしまい、本音の感情や感覚を覆い隠してしまうからです。

第2に、上に述べたように、生存戦略上、自分の本音(感情)を抑圧し過ぎて、ほかならぬ自分の感情を見ているのだけれどいったいどれが本音なのか分からない、という場合もあります。

 

以下に、私の本音に辿り着いた経験を、時間軸の観点からと、本音に値するのかというそもそも論の観点から、分類してお伝えしますね。ご参考になりましたら幸いです!

 

●時間軸からの分類

①サクッと本音にたどり着いたこと(直感的)

・結婚して最初の会社員の仕事を辞めた時

  →元夫の転勤が理由だったけれど、本音では会社の仕事に飽きていたのでちょうどよかった(笑)

・古代文字を習うこと

  →やりたい!とピンと来ました。

・今の事務所を創ったこと

  →これも2つ返事で、ピンと来ました。

・だいたいの恋愛の始まり

  →これはきっとみんなも同じ。

 

②時が来た、という感じで本音にたどり着いたこと(直感は知っていたけど思考や他の感情が覆い隠していた感じ)

・離婚

  →なんか違う、ってことだったのでしょうね。実は。お互いに。

ロースクール受験

  →司法書士試験に落ちて、「こっちだよ」と招かれたような感じでした。

・ハワイ島に初めて行った時

  →これも招かれたような感じでした。行く3年くらい前から、何かとハワイの情報が目に入ってきて(テレビの旅行番組や本屋に行くと特集雑誌が平置きされていたりとか)、ちょうど亡くなった母の友人のおばさまと海外行きたいね!となったのでした。

・猫を飼う

  →10年近く、ずーっと犬か猫を飼いたかったのですが、時間がー、お金がー、世話がー、旅行いけないー、と色々理由をつけて飼いませんでした。が、ある日ある時決断して、翌日にはうちのニャンズとご対面してました(笑)

・一部の恋愛の始まり

  →まあ、そういうこともあるよね。

 

③悩みに悩んで本音にたどり着いたこと(生存への恐怖があり、思考(観念・制限)が強度に働いた)

・沼津の事務所を辞めて東京で独立した

・公務員の仕事を辞めた

  →これらはどちらも、自分の収入基盤を失うことになるので、怖くてなかなか決断できませんでした。人にも相談しまくった。でも、経済的な恐怖よりも、自分の心が限界だなあ、このままじゃ身体に出るな、と思ったのが最終的に決断の肝になりました。

・自分の取り扱い分野を変えつつある。予防法務主体、カウンセリングも取り入れる。

  →これは、自分がどう在りたいのか、どう生きたいのかというヴィジョンと(目的は、愛と平和です)、その具体化の問題で、ヴィジョンは比較的すぐ見えたけれども、なかなか具体的にどうすればよいのか見えてこず、見えてきても動く勇気が持てませんでした。

   けれど、一歩一歩、トライ&エラーを繰り返しつつ(今もです)、自分のしたい仕事に近づいていくよう行動をしていきました。

   そうしたら、やっぱり、1年前、2年前に比べたら、格段に仕事が楽しいのですよ。業務内容に予防法務的なもの(契約書作成やチェック、訴訟前交渉等)が増えたこともそうですが、これまでどおりの業務でも、カウンセリングも交えていくことでクライアントさんとの心の距離が近くなり、何となく裁判所とも近くなり、時には相手方さえも近くなり。もちろん、心の安寧と法的勝利とは矛盾する場合も多々ありますので、そこで葛藤することも多いのですが。

   契約書を作るにあたっても、スケールの大小問わず、ここで、どういう人(会社)と人(会社)が、何のために契約するのか、当方に不利な条項を盛り込まないことはもちろん、過度に一方的に有利にもせず、継続的な契約ならば、願わくばこの契約書をいちいち見直さないですむような関係性が保たれますように、見直した時には、第1条の目的条項を見て契約締結時のヴィジョンや初心を思い出して欲しい、契約の目的が達せられて終了する際には、お互いにありがとうございました、と終わればいいなあ、等と、若干妄想チックですが(笑)思っています。

 

●そもそもこれは本音だったのか?の観点

①パッと決めたけど本音じゃなかったこと(直感というより思考が働いた)

・結婚

   →この年齢で付き合っているから結婚するんだなと思っていたし、たまたま向こうもそう思っていた。しかも会社辞めたかったし(笑)

・大学受験

   →美大受けたいなあ、文学部行きたいなあと思っていたのに、文学部に至っては合格までしたのに、自分には才能がないとか就職に有利とかいう制限や打算的思考で法学部に。

 

②悩みに悩んだけど本音じゃなかったこと(執着や罪悪感等のネガティブな感情が自分の本音を押しつぶしていた)

・何度も別れてヨリを戻した彼がいた

   →執着していたのです!(笑)

 

こんな感じです。分類の後ろのカッコ内は、私なりの類型の見立てです。

こうして分類してみると、何だか自分をより深く知ることができて面白いですね。そして、やはり、経験を重ねるほど過去の失敗を2度としたくない感(特に恋愛や仕事)が出てくるし、生存本能に関わる分野はやはり本音に気づくのに時間がかかるんだなあと思いました。もっと分析したいけど、長くなり過ぎるのでまたの機会に。

そして、これらの列挙が何がなんだか分からん!という方は、よろしければ、こちらから、私の反省、もとい私の半生記事をお読みくださいませ。長いですけど・・(笑)

 

さてさて、ここからさらにお決まりのステマ活動です!

★残席6です★

ws.formzu.net

●こんな方に
 ・頑張りすぎてしまう方
 ・ここは私が我慢すれば丸く収まると思って言いたいことを言わない方
 ・こんなこと言ったら相手が傷つくかも・・・と思って本音を言えない方
 ・そもそも本音が良く分からない方
 ・本音を出したらめんどくさいことになると思う方
 ・本音を言っても仕方ないと諦めている方
 ・本音は分かっているけど我慢してきて、もう我慢の限界だー!の方
 ・言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンの歌詞に共感する方
 ・お給料は我慢代だと思っている方 
 ・周りが動かず、自分がやるしかない、しっかり者の方

 ・犬と猫が好きな方

 

●このワークショップを受けることで・・・
 ・本音を出してスッキリ!
 ・人間が本音を出せない一般的な類型を知り、自分に当てはめて理解する
 ・本音を出さないことによる弊害、本音を出すメリットを知り、本音を出しても大丈夫という安心感を得るための練習ができる
 ・自分の本音を人に受け止めてもらうことができる
 ・自分の本音を自分で受け止める練習ができる
 ・自分の本音に気が付いて、本音で生きていく決意をする
 ・自分の見える世界を変えるために本音で生き始める
 ・グループならではの他の人の意見に『それそれ!そう思ってたの!』とモヤモヤが言語化できてスッキリする
 ・他の人の本音に『そうだそうだ!』というだけで何故か心が軽くなる体験ができる

 

★『ドン引き本音トークしちゃう私たちも愛されているの会』概要★
・日時   3月20日(土)春分の日 19:00~3時間
        ※多少延長の可能性があります。ご了承くださいませ。
・場所   オンライン(zoom)

・参加費  投げ銭方式(最低1,000円

 

★お申込みはこちらから↓

ws.formzu.net

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