小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

俳句と鮨と命の燦めき。

母方の伯母が、角川春樹氏主宰の俳句の結社「河」で、平成30年度結社賞を受賞したとのことで、お祝いに、酢飯屋さんでランチをしてきました。



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※アコヤ貝の貝柱を頂きました。



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※右上から、白カジキ、マンボウ、生湯葉、サバ2種。


30句の連作『こゑを詩歌に』のうち、6句は、昨年亡くなった夫(私の伯父)についての句であり、
今回の受賞はたまたま結社の60周年等の周年が重なるため、作品が本の形になって永く残るだろう、とのことでした。



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「これで私とお父さん(伯父のこと)が生きた証を、ほんの少し、この世に残していける。」と語っていた彼女の眼差しは柔らかく滲み、


祖父(母と伯母の父)や私の母について、私が知らなかった話を語る口調はか細いけれども芯は強く、



彼女の広くて深い世界観が窺えました。


🌻🌻🌻🌻


作句を通じてこの1年あまりを生き存えてきたという伯母が、これからどんな句を詠むのか、影ながら応援していきたいと思います。


「ひとつ家に死者ゐて星の涼しかり」






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今日は写真多めです。