母方の伯母が、角川春樹氏主宰の俳句の結社「河」で、平成30年度結社賞を受賞したとのことで、お祝いに、酢飯屋さんでランチをしてきました。
※アコヤ貝の貝柱を頂きました。
30句の連作『こゑを詩歌に』のうち、6句は、昨年亡くなった夫(私の伯父)についての句であり、
今回の受賞はたまたま結社の60周年等の周年が重なるため、作品が本の形になって永く残るだろう、とのことでした。
「これで私とお父さん(伯父のこと)が生きた証を、ほんの少し、この世に残していける。」と語っていた彼女の眼差しは柔らかく滲み、
祖父(母と伯母の父)や私の母について、私が知らなかった話を語る口調はか細いけれども芯は強く、
彼女の広くて深い世界観が窺えました。
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作句を通じてこの1年あまりを生き存えてきたという伯母が、これからどんな句を詠むのか、影ながら応援していきたいと思います。
「ひとつ家に死者ゐて星の涼しかり」
今日は写真多めです。