小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

【満席】12月7日(土)グループカウンセリングを行います。②

 

こんばんは!

 

まず、12月7日のグループカウンセリングですが、お陰さまで満席となりました!

ありがとうございます!!

初めての試みで緊張していましたが、皆様に必要として頂けたことが、とてもとてもとっっっても嬉しく、感謝感激雨あられです!

 

さてさて、昨日の続きです。

 

私が今回のグループカウンセリングをやりたいと思った理由、その2。

 

これは、椙山カウンセラーとも被るのですが、https://watashijiku-life.com/pemalink-126-2189

自分が離婚を迷っていた時・離婚しようとした時に、カウンセリングを受ければ良かったし、もっと弁護士を頼れば良かったと思うから。

 

「明るく、元気で、愉快な酒呑みの私」の他に、

元夫にだけ、1年に1、2回見せていた、「生きている価値のない私」。

 

今なら、なぜ、あんなにも心が空虚だったのか、よく分かります。

それは、

父親を早く亡くしたことにより優等生長女気質に拍車がかかり「助けて」と言えなくなった私、

母を助けたいのに結局助けられない私、

母に反抗しながらも大枠では母の望み通りに生きてきて本当の自分の気持ちなど見向きもしなかった私、

肝心なときにいない(助けてくれない)父への怒り、

 

こうした気持ちを元夫の優しさで埋めていたけれど、

「この人は本当は私のことを愛していない」という疑いでいっぱいになり、自ら自分に愛情を注ぎ自分の心を充たすことをせず、「愛をよこせ!結婚してるんだから!」と正しさを武器に元夫を責め立てて、

でも、嫌われたくないし日々の生活に波風を立てたくないから責めることも頻繁にはできず、

心のなかで、「こんな私は生きている価値がない」と自分を嫌い続けた日々による空虚さでした。

 

学生時代から河合隼雄先生の本を愛読し、心理学に興味のあった私は、この自分の悩みをカウンセリングで解決したい、と思っていました。

でも、元夫に対しては、「(問題があるのは貴方たがら)貴方がカウンセリングに行って。私も一緒に行ってもいいよ。」というスタンスでした。

 

自分1人で、行く勇気は、なかった。

 

自分が心の問題を抱えていると思いたくなかったことはもちろん、当時地方に住んでいたので、行きたいところは遠いとか、お金がかかるとか、そんな言い訳を自分に対してたくさんしていました。

 

結局、カウンセリングを受けることはなく、私は、離婚に至りました。

 

たらればですが、もし、あの時、カウンセリングを受けていたら、もしかしたら離婚しなかったかもしれないし(そうしたら弁護士にもなってないと思うけど笑)、離婚したとしてもその後の人生もっと楽だった気がします。

もっと人に上手に頼れただろうし、もっと人に依存しなかっただろうと思う。

 

まあ、結局は、人生いろいろな今の人生が、苦しい経験を活かすことができてベストだと思っていますけども(笑)

 

そういうわけで、今、カウンセリングを受けようかどうか、苦しい気持ちを抱えて悩んでいる方には、ぜひ、カウンセリングへの門戸を叩いてみて欲しいと思っています。

(12月7日は満席だけど。キャンセル待ちもあります!さらにまた来年やる予定です!ていうか本当に苦しい人は余所でもどこでも尋ねて欲しい!)

 

 

はー。(勢いよく長文を書いてため息)

 

で、弁護士へのアクセス体験の話ですね。

 

私は、離婚するか迷っていた時と、離婚を決めて協議に入った時の2回、弁護士に相談しました。

男の先生と、女の先生。前者は弁護士会の法律相談センターで予約し(当時は予約1ヶ月待ちだった)、後者は母の友人の友人を辿って紹介してもらいました。

法学部出身なので友人を頼るという手もありましたが、プライドの高かった私は、離婚問題を抱えていることを知られたくなくて、大学時代の友人知人を頼ることができませんでした。

 

どうやら法定離婚原因はあるらしく、私が離婚したいと言えば向こうがノーと言っても別れられる、ということは、ネットで調べて分かっていました。

が、向こうは、「僕は別れたくないけど、君が別れたいなら仕方ない。」というスタンス。

 

子どももおらず、分与すべき財産もさほどなかったので、争点は、法的というより感情的な「どっちが悪い」というお互いの親も巻き込んでの批難合戦と、いくばくかの慰謝料の額の争いのみでした。

 

今自分が弁護士になって振り返ると、弁護士に相談する必要はあまりないような案件でした。

 

でも、当時の私は、「あなたは間違っていない。」と、誰かに、できれば法律のような強いものに、認めて欲しかったんだと思います。

30歳を過ぎていて、仕事もなく、キャリアも資格もなく、ちょっといい大学を出ただけ。父親がいないから舐められるんだ、と母が泣く。私は、こんな大人になってまで、母を泣かせている。

「私なんて何の価値もないごっこ」に忙しかった私は、何か、強い、権威的なものの承認が欲しかった。

 

それならそれで、弁護士をもっと頼れば良かったのに、なぜか、頼れなかった。

権威の助けを欲しているのに、お前は何をしているんだ!と権威から怒られそうな気がしたから。怖かったのです。

その先生方が怖いキャラだったのではなく、私が、自分勝手に、怖がっていたのです。

 

私は、弁護士としては、かなり怖くないほうだと思います。

良くも悪くも。

強面ではないことで、たくさん悔しい思いもしました。今は図々しくなったので、「ごめんねえ。こんなんが弁護士で、びっくりさせて。」てなもんですが。

 

だから、もし、

弁護士へのハードルが高くて相談できない。

或いは、相談しても言いたいことをちゃんと言えない気がする。

 

というかつての私のようなお気持ちの方がおられましたら。

 

一度、お越しくださいませ。

 

長い時間が必要であれば、お付き合いいたします。(そのぶんお金はかかりますが。。)

 

そんなこんなで、私の体験談でした。

 

★キャンセル待ち受付中★

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