小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

謎の言動をする夫たち。根底には愛があるような気がしてならない。 その④

●意外と息の長いシリーズ。

 

相も変わらず、モラハラ(元)夫についてのご相談ご依頼がありまして。

 

ブログ経由でお見えになるわけではなく、皆さまご紹介なので、私が引き寄せているのか!?とも思ったりするわけですが(笑)

 

モラハラ夫の妻は、素敵妻であることが多い、と以前書きました。

 

ただ、ですね。

 

素敵妻さん、仕事もでき、見た目も美しく、家事育児もこなすのですが。

 

ものっすご~く、モラハラ夫に、怒っている。

理由は様々で、よくあるのは、モラハラ発言以外だと、金銭問題(お金があるのに家計にお金をあまり入れない等)、育児をしない(或いはやり方に問題がある)、といった行動。

・・・怒って当たり前や!!

 

ただ、ですね(2回目)。

 

妻たちは、怒っていて、その怒りを伝えて、

それに対して、モラハラ夫が言葉で反撃をしてくると、

傷ついてしまう繊細さがある。

 

いや、もちろん、モラハラ夫の言葉の暴力たるや、酷いものですよ。

心が傷ついて当たり前。

 

だけど、それが、彼らの狙い。

妻を傷つけて、優位に立ち、自分の至らないところに目をつぶらせるようコントロールしたいだけ。

もっと言えば、自分が「良い夫」ではないことを意識的或いは無意識に知っていて、それを認めたくないから、認めてしまうと罪悪感まみれになってゲシュタルト崩壊してしまうから、自己正当化に躍起になっているだけ。

 

彼らのしかけた、そんなゲームに乗らなくてもよいのです。

 

だけど、素敵妻たちは、素敵なだけに、人の悪意や罵詈雑言に慣れていないため、彼らの言葉に本気で傷つく。

もしかして私が悪いのかも・・?と思ってしまう。

たいていの女性は優しいし、モラハラ夫のダメ出しにより自己肯定感が低下していたりしますからね。

 

もう一度、言います。

彼らの仕掛けた、ゲームに乗らなくてよいのです。

ていうか乗るな!乗らないでくれ!笑

 

彼らがそういう態度を取りたくなるのは、あなたにも原因が少しはあるかもしれない(最も大きな原因は生育環境であることが多いけど。)。

でも、そういう態度を取るという「決断」をしたのは、彼らです。

 

だから、自分を責めないで欲しい。

 

まずは、あなたの大切な心を、あなた自身の力で、守って欲しいのです。

 

彼らのモラハラ行動の根底に愛があるのかもしれない、と思いを馳せるのは、まず、自分を満たしてから。

 

話は、それから。


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