小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

先生業をしている方の、弱音を吐けなくなる問題について。

私が約9年にわたり、「先生」と呼ばれる職業をしてきて、感じることの1つに、


弱音を吐くことが難しい。


があります。


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クライアント、患者さん、教え子等々。
その時々の状況に応じたベストの仕事をしなければならず、時には、人の生死をも左右する。

社会からの信頼を失ってはいけない。

開業している場合、経営者としての顔も必要。


先生業の場合、かりに文春砲を撃たれたならば、たとえ政治家ではなくても、名誉毀損の違法性阻却事由(事実の公共性、目的の公益性、真実性or相当性)が認定されやすい、そんな印象があります。
(ここで「印象」を語ることも、実は緊張してしまいます。印象じゃなくて裁判例を調べろよ、という自分ツッコミが。。。笑)



そう、先生たちは、

弱音を吐けない。弱味を見せられない。

弱いところを見せたら、前からも後ろからも、時には横や上からも撃たれる。

そんな重圧と、日々、文字通り、戦っています。



先生方は、そんな重圧を忘れるために、密かに、あるいは堂々と、

各人の好みの夜遊びをしたり、
スポーツや音楽等芸術の趣味に興じたり、
利害関係の薄い同業者と飲んで憂さを晴らしたり、
家族と旅行に行ったり、
人によっては愛人を作ったり、

されているようです。


大好きな薬師丸ひろ子さんの『戦士の休息』



個人的には、先生たちに対して、そこまでの重圧を与えてしまう、今の日本社会の、閉塞感に起因すると思われる陰湿な他者攻撃性は問題だと思うのです。

そして、そのような社会形成に少なからず弁護士が訴訟代理人という形で寄与していることも事実かと思います。


ですが、「社会が悪い。」という話は、ここでは置いておいて。


🌻🌻🌻🌻


様々な方々にお会いしてきて、
先生業を選択した方のほとんどは、「人の役に立ちたい。」「社会に貢献したい。」という志を、多かれ少なかれ、お持ちだと感じます。


それでも、本業以外の雑務や、同業者との競争や軋轢、外部からのクレームに晒されているうち、

弱音を吐けなくなり、
「しなければならない」「してはいけない」にがんじがらめになり、

心を疲弊させてしまう。


🌻🌻🌻🌻



弁護士のフィールドで、皆様の人生におけるトラブル解決のお手伝いをしてきましたが、職務上の限界を感じるケースもあり、

いつしか、

私のこれまでの人生経験、職務経験と特性を生かして、弱音を吐けなくなっている皆様のお話をお聞きして、心を緩める機会を作れたら。

と考えるようになりました。


もちろん、弁護士レベルの守秘義務をもって対応いたします。


90分/2万4000円(税別)にて。

有料の方が、安心して話せることもたくさんある。と思っています。

何となく必要性を感じ取られた方は、email(masami.ogawa@ogawalaw.net)にてお問い合わせ下さいますと、幸いです。


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