小川正美 人生はホントの自分に戻る旅。

普通の会社員から離婚して無職になり一念発起、弁護士になった私の半生とこれからのライフワークを綴ります。

人生の謎が1つ解けた。これだから、自分の心を見つめることは止められない。

皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?

 

前回の記事の人生の棚卸しも含めて、自分の心、感情の動きを見つめることを日常の習慣にするということは、様々な点で、とても良い効果があると思っています。

 

まず、自分の頭や心に耐えず湧いてくる色々な言葉やモヤモヤたちについて、思考と感情と感覚を分けられるようになります。たいてい最もうるさく語り掛けてくるのは思考(ああするべき、こうしなくちゃ、それしちゃダメ、等の観念=思い込みに基づく自分への命令やダメ出しが多い)で、次に感情、感覚は一番静かなので、アートや音楽の鑑賞や料理を味わう等集中しないと、なかなかキャッチできません。ふと感覚が降りてくることもありますが、これは思考が静かになってきた証拠でもあります。

これらの思考、感情、感覚を分類できるだけでも、かなり、自分というものを従来より深く精緻に認識できると思います。 それまで生きづらさを感じておられた方は、生きやすくなること請け合いです。

 

そして、ですね。

もっと細やかに自分の感情の動きを見つめると、心が癒されていきます。

「今」感じている感情を観察してみて、それが問題として浮上するような感情であるならば、過去にも同じような感情を感じている、いわゆるパターンとして繰り返されているケースが多いです。例としては、パートナーシップで、お相手と一定の心理的距離まで近づくと、何故か怖くなって、本当は仲良くしたいのに、関係性を破壊するような言動(わざとぞんざいに扱って相手の愛情を試したり、他の人に近づくなど)に出てしまう、いわゆる親密感のおそれパターンなど。パターンの原因は、子どもの頃の親との関係、思春期以降の友人関係、失恋、離婚など、人によって様々です。

こうしたパターンを認識して、受け容れ、パターンの原因となった出来事に気付き、それらの出来事や自分を許し、相手も許し、執着を手放していくと、心が癒されてきます。まさに、身体の傷が癒えるように。心にも、強い自己治癒力があるのです。

 

心を癒すと、その後の人生が格段に生きやすくなっていきます。

それまでの自分の人生を、良いことも悪いことも全て肯定的に受け容れることができるようになります。

状況が全く変わっていなくても、心の軸が太くなり、自信が湧いてきて、「何とかなるさ」とポジティブでいられるので、結果、本当に何とかなることが多い。まさに、世界は自分が創っていることを実感します。

それまで自己否定や葛藤に使っていたエネルギーが解放されるため、ポジティブな方向にエネルギーを使うことができます。

 

さてさて。前置きが長くなりました。

ええ、ここまでの話は前置きだったのよ。なげーよ(笑)記事分けようかな(笑)

 

ええっと、何の話でしたっけ。

 

そうそう。タイトルに書いたように、つい最近ですね、わたくし、結構大きな人生の謎が解けたのです。

 

それは、

私は、長年、【両親以上に、私を愛してくれる人はいない。】という思い込みを抱き続けていたこと。

 

ほら、よく、「無償の愛情をくれるのは親だけ。」とか言うじゃないですか。実際、うちの母や他の周りの大人たちもよく言っていました。

私の場合、それを採用して、しかも若干自己流に「無償の愛情=最高の愛情」という定義を付け加えて、次のような三段論法を組み立てて、自分の中で勝手に固定観念にしていたわけです。

 ①無償の愛情=最高の愛情

 ②無償の愛情をくれるのは、親だけ

   →③最高の愛情をくれるのは、親だけ。

      ∴親以上に、私を愛してくれる人はいない。

(法律家の方には懐かしの、法的三段論法風)

 

色々ツッコミどころがあるのですが、

①についてみると、無償の愛情が最高の愛情であることは、そうかもしれません。というか、そうだと思います。

ただ、②については、果たしてそうなのか?疑問です。親が子どもにくれる「無償(或いは無条件)の愛」の内容は、何もできない子どもの生命を守り育てるために衣食住から対外的なこと、思考の発達(これは学校等にもアウトソーシングできるけど)や感情や感覚と言った情緒の発達のことまで面倒をみたり支えたりすることです。そして、子どもにとっての絶対的な味方、安全基地であることです。

これも、無償の愛情の一形態ではあると思いますが、実は、親子ではない対等な大人同士の愛情においても、無償の愛情は多く見られるんですよね。一緒に飲食したり、旅に行ったり、相手がつらそうな時は話を聴いたり黙って側に居たりそっと離れて見守ったり、自分にできることはする、できないことはしないと伝えて身を引く、ハグするなどボディコミュニケーションをする、ちょっとした手土産や感謝などの気遣いをする、等々。夫婦や恋愛のパートナーシップのみならず、職場や友人といった人間関係においても、無償の愛情はたくさん交換されています。

 

それなのに、なぜか、親から子への無償の愛情だけがホンモノの愛情のような気がして、それ以外は無償の愛情とは認めない!と受け取り拒否をしてしまう。

子どもは面倒を見てくれる人がいないと生きていけないので、幼少期の親の愛情がとても大きな印象になってしまうのも、仕方ないことなのですが。

 

とはいえ、今、まさに、ここにある、たくさんの無償の愛情の欠片たちを見過ごして、「無償の愛情は親からだけ!」と、少年ジャンプの作家さんばりの専属縛りをして、「愛されていないゲーム」をしなくても良いのです。

だって、愛されてるんだから。

 

この【両親以上に、私を愛してくれる人はいない。】という思い込みに気づいたことは、私にとって、本当に、人生の謎が1つ解けた瞬間でした。

この思い込みが、私がパートナーシップで迷走を続けた大きな原因の1つだよなあ、と思いました。

 

私は、10歳の時に父を、33歳の時に母を亡くしました。母が亡くなる前から、長い間、孤独感とお友達でした。

家族となる、又は家族と同等のパートナーシップが欲しくて欲しくて欲しくて×100たまらなかった。渇望していたと言っても過言ではありません。

 

でも、これまでのところ(と留保をつける、笑)、それは上手くいきませんでした。

それって、心の底で、【両親以上に、私を愛してくれる人はいない。】と思っていたからなんですよね。

だから、いつも、目の前の人のことを「どうせ、(母や父ほどには)私のこと好きじゃないんでしょ」と言う目で見てきました。両親がダントツ筆頭株主、組織票固めまくりで開票後1分で当確、みたいなものです。

20代後半のもう別居かなあというころ、元夫と飲んでいて、「どうせ私のこと好きじゃないんでしょ」と言って絡んだこともあります。ごめん(笑)その後30代以降は、さすがに口には出さなくなりましたが、今思い返せば、程度の差はあれ、毎回、お付き合いした人に対して、この思いを抱いていたと感じます。

そして、結果、関係が破たんすると、「ほら、やっぱり好きじゃなかった!」と自分の思い込みが証明されたことに、変な話ですが、満足する。それまでの胸を掻き立てるような不安感が消えるのでホッとしたことすらあります(それで、これっておかしくない?と思って心理学に興味を持った)。

 

「愛してないんでしょ?」っていう疑いの目で見続けていると、言葉には出さなくても、態度に出るんですよね。可愛げのない拗ねたところが、隠していても、ふとした瞬間に出る。だから、お相手にも私の疑いや拗ねたところが伝わってしまい、信頼されていない、めんどくさい、居心地が悪い、となる。

 

こうやって、私は、彼らを疑い、「やっぱり私は愛されない」と自分が傷つくことをおそれて彼らに対して愛情の出し惜しみをしていました。自分が愛情を出し惜しみしているから、彼らから差し出される愛情も、どうせ出し惜しみしたものなんでしょ、と拗ねた目線で見てしまうので(投影の法則ですね)、しっかりと受け取ることができない。

 

ますます、【両親以上に、私を愛してくれる人はいない。】という思い込みを強化してしまう。

 

そんな負のスパイラルに嵌っていた。ということに、気が付くことが、できました。

 

気が付いた時点で、心は半分以上癒されていると言われます。

【両親以上に、私を愛してくれる人はいない。】という思い込みに気が付いたので、これから、手放していけると思います。

 

これと、私の中の子どもの私(インナーチャイルド)が、両親からの愛情をまだ欲しがっていることは、別問題。ただ、こっちは以前から取り組んできたので、満たされつつあるかなあと思っています。

 

私のパートナーシップの迷走が止まって、ますます幸せで豊かになりますよう!よろしければ、応援をお願いいたします♡

 

自分の心を見つめていうくと、心が癒されます。上にも書きましたが(大事なことなので2回言います(笑))、

心を癒すと、その後の人生が格段に生きやすくなっていきます。

それまでの自分の人生を、良いことも悪いことも全て肯定的に受け容れることができるようになります。

状況が全く変わっていなくても、心の軸が太くなり、自信が湧いてきて、「何とかなるさ」とポジティブでいられるので、結果、本当に何とかなることが多い。まさに、世界は自分が創っていることを実感します。

それまで自己否定や葛藤に使っていたエネルギーが解放されるため、ポジティブな方向にエネルギーを使うことができます。

 

心を見つめるということは、自分の本音を知るということ。

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